夏の風物詩、花火大会。
コロナ禍を経て、今年は各地で花火大会も
通常に戻って開催されている様ですね。
当たり前のことがこんなに特別なものだという
実感が湧き上がります。
個人的には、地元葉山の花火大会がとても好きです。
のんびり浜辺に座って眺める田舎の花火大会
という雰囲気が最高なのです。
そんな、日本人ならみんな大好きな花火大会ですが、
ペットさんにとってはさて、どうなのでしょうか?
花火大会にペットさんを連れて楽しまれている姿を
ちらほら見かけます。
少し前の花火大会では、花火が上がっている間
ずっと鳴いているワンちゃんがいましたが、
怖いのではないかな、と
混んだ場所だったので姿は見えなかったのですが
心配になりました。
…それもそのはず、
実は
花火の音と光はペットさんにとって
大きなストレスになるのかもしれないのです。
ペットさん、
特にお外に出ることが多いワンちゃんにとっての
花火大会におけるリスクをあげてみます。
①パニックを起こす
犬の聴覚は人間の6倍といわれています。
大きな音や光に対してパニックを起こす可能性があり、
一度パニックになった犬を飼い主が
コントロールできなくなる可能性があるのです
②脱走や迷子の恐れがある
コントロール出来なくなった犬を
一度見失うと追いかけることはとても困難です。
パニック状態の犬は飼い主の顔を
認識できなくなることもあり、
見失う危険性が高くなります。
③特定の病気へのリスク
花火の音や光は、犬に持病がある場合、
特にてんかん発作を引き起こす恐れがあると言われています。
花火大会に連れて行かないことはもちろん、
花火が鳴る時間帯には外に出さない、
などの注意が必要です。
④カラー、ハーネス、リードのチェック
花火大会が開催される合図音が日中に鳴ることがあります。
もし散歩中、カラーやハーネス、リードが
ゆるくなっている場合は
脱げて逃げる恐れがあります。
いま一度、日頃お使いの道具のチェックをお願いします。
特に③に関しては、
老犬さんたちにとっての大きなリスクと
いえるかも知れません。
心臓に持病があるワンちゃんも同様に
注意が必要です。
このようなことを考えると、
ペットさんは冷房が効いた
外の音が遮断されたお部屋で
過ごしてもらうことが一番安全かと思います。
ちなみに我が家は、
扉は全て閉めたリビングで、テレビをつけたまま。
特に花火の時間はいつもより音量を大きくしておきます。
(うちの犬はテレビの画面を見たりするので
野球中継は気が紛れていいようでおすすめです♪)
人が外で楽しんでいる間、
どのペットさんも安心してお家で過ごせますように。